cinemananakoの日記

映画と芝居と本とアイドル好きな酒飲みおばはんの日記

パルコ劇場で「バカロックオペラバカ 高校中パニック!小激突!!」を観る。

観て来ました。

バカロック。

やっぱりこれはネタバレしないで書きたい…だがネタバレしないと何も書けない。

はい、想像通りです。

全編ほぼ小ネタ。でも小ネタもネタバレしちゃったら台無し。
このシーンで…と書きたいところも、あんまり具体的に書いちゃうと、初見の人の驚きと、ナチュラルな笑いを奪ってしまいかねない。

まだ始まったばかりですからね〜。
やっぱり「楽しかった」で終わらせるしかないのか…でもそれじゃ惜しい!惜し過ぎる!!

どーしたもんかい…

と悩んだのですが、とりあえずはわたしがまず着眼する、それぞれの俳優さんに対する感想から始めてみようかな、と。
全体のストーリーがどうとか、小ネタの詳細はさておき、俳優さん個人個人に対する感想なら、ある程度は書けるんではないか、と思いまして。
そこを中心に、書いてみたいと思います。

とは言え、完全なるネタバレ回避はできませんので、事前に何一つ知りたくない方には不向きな文章になりますのでご了承ください。

いろいろとウワサには聞いてましたが、まずはその下ネタ具合ですが。
わたしには完全な許容範囲でしたね。特に引くこともなく、それどころか思いっきり爆笑させていただきました。

あまちゃん」を経たクドカンが、次に来るのがこういうところか、というのは、なんとなく予測はついていた…気がする。
とにかくバカです。
バカバカしいです。
お下品でアホらしい。

でも、それを全力でやり切っちまう(しかも約60ステージ?!)ところが、「あまちゃん」後のクドカンなのだなあ、と納得する分が多々。

朝ドラで抑えに抑えたお下劣を、カメラの入らない劇場で、思う存分やりました感。

はい。

まーそりゃーもうみんな素晴らしかったです。誰から始めたらいいのか分からないくらい。

頭に浮かぶ順番で書き散らかしていきますと。

猿時さん。

弾け過ぎw ほとんどこの人に持って行かれてたんではないでしょうかw
アドリブなんだか台本通りなんだか、ワケの分からないハイテンションで、つぶらな瞳と美声を駆使して視線釘付け。
悪ふざけ全開なんだけど、なんだか甘〜い(笑)

三宅さん。

ぶっちぎりでかっこよかった!!いや、文字通りの意味だけじゃなくて。
与えられた役割を演じ切るという意味で、この人ほど男前な役者は、この舞台ではいないんじゃないかと思いました。
風に吹かれながらの○○外しは圧巻でした!涙すら出た!
そしてドラムがかっこよかった…三宅さんてかっこいいんだな…改めて。
シレラギのバカ殿様もよかった。

綾小路翔さん。

初舞台とのことでしたが、とってもステキでした。
やっぱり一番ボーカルが安定していてしっかりしているので、翔さんが歌うとホッとしましたw
いろいろと美味しいシーンもたくさんアリで、なんだか憎めない存在。
真面目なお人柄がにじみ出るTwitterも好感度大。

少路勇介さん。

ほんっっっとお疲れさまっす!!!w

坂井真紀さん。

わたしの1つ上の女優さん。
いいなーいいなーここまで弾けられたら、人生楽しいだろうなーという怪演っぷりw
わたしも女優だったら、○○とか、××とか、ファミレスで連呼してみてぇww
女優でなくて残念ww
坂井さんと言えば、最近では「その夜の侍」。あれもよかった。

永山絢斗くん。

初舞台?わたしも初めて舞台で観ましたが、初々しくてよかったです。
ちょい甲高めの声が役にピッタリ。ときどき噛んでも、役にピッタリなので問題なし。
24才。若いし偉大な俳優さんを兄に持つけど「ふが僕」といい、捨て身でがんばるなー!!
そういう心意気、わたしは好きです。
「藁の盾」でも「おっ!」と思いましたよ。

川島海荷ちゃん。

かーわーいーいーーー!!!
ほんっっと可愛かった。まさかこんなアイドルオーラキラキラの子を、この舞台で見られるとは思ってなかったw
海荷ちゃん的にはこれに出てよかったのか?w
涼くんと並ぶと、二人とも小作りでお顔が小さくて本当にお似合い。
高校生カップルって無理矢理言い切っても行けるんじゃないかと思いましたが、実際は年の差8才!
ぴんとこな」でも本当にかわいいと思っていたので、これからも応援しちゃいます。

宮藤官九郎さん。

舞台で見るのは「犬顔家の一族」以来。
楽器を演奏してるとこ見るのは初めてでしたが、かっこいい。
ビックリするくらいかっこよかったです、すみません。
その他の部分では、自分で書いた脚本に目を光らせてる感などもあって、表情をチェックするのが楽しかったです。
あまちゃん」の後にコレっていうのは、個人的にはすごく分かる部分が多いのですよ。
その辺はまたおいおい書いていこうと思ってますが。
それにしても、わたしの1つ上の年代で、ここまでパワーのあるおバカ芝居を書けちゃうその少年心に感服です。

佐藤隆太くん。

去年「ボクの四谷怪談」でガッツリ見させていただいて、今年もまたお世話になりますw
歌もがんばってましたねー。
涼くんと並んでヘンな歌歌いながら踊るところを、2年連続で見させてもらえるとはwww
息もピッタリで、こうなったらぜひ映像でも共演してもらいたい。
楽しみにしてます。

勝地涼さん。

なんだってこうクドカン作品の涼くんはこんなに光るのでしょうかwww
キラッキラしてましたw
もはや大人計画の一員なのでは、と思うような一切迷いのない振り切ったお芝居。
心の底から楽しませていただきました。
瞬発力がさらに磨かれた気がする。
面白ろ可愛いお芝居させたら、天下一品ですね。
ファンだからの贔屓目抜きでも、本当に素晴らしいおバカっぷりで、○○のシーンや××のシーンでは、自分がファンであることを忘れて、一観客としてお腹痛くなるくらい笑わせてもらいました。

すごいね、運動神経ww

クネ男もうまく利用して、この調子でどんどんのし上がってもらいたい(サポートします)

そんな感じの舞台でした。

確かにRHSのような、音楽中心のお芝居だったと思います。
生演奏のパワー半端ない。
後半はノリノリで、体揺らしながら観てました。

何度でも観たい!と思える舞台でした。

とりあえず初回の感想はこんなとこかな。
これからまた何度か観て行くうちに、いろいろと出て来ると思いますので、またユルく書いて行きます。

とにかく複数回の観劇にしておいて心からよかった。
サントラ欲しいです。

あんまりまとまらなかったけど、今日の感想はこんなところで。
結局伏せ字を多用してしまった。
どうも、とぅいまてぃんくる←今日一番のツボw