cinemananakoの日記

映画と芝居と本とアイドル好きな酒飲みおばはんの日記

2014年あけまして。

おめでとうございます。
いつの間にか新年が始まって4日も経ってしまっていた(驚愕)。

元旦はヨメやって、2日に仕事始め、3日は風邪でダウン、今日はまた仕事。そんな感じ。
明日はようやく初詣して、明後日は仕事→そのまま通常のサイクルに戻るのでしょうね。

初めたばかりのブログですが、新年モードに便乗して、ちょいとデザインを変えてみました。このフォントかわいい!!つか、それっぽく見える!(何っぽく?w)

さて、今年は何を書こうかな〜、とずっと悩んでおりました。*1

去年は長年続けてたファンブログを閉めて、ウジウジグチグチ悩んで、「一体何をどう書いていけばいいんだ…」と、オマエはどんな大作家先生かよーっ!!と、年をさかのぼってまでも、華麗にセルフ脳天タックルかましたくなるくらいの、自意識過剰なおばはんに成り下がってしまっていて、年末から年始にかけても、「2013年の総括を…」とパソに向い、あーだこーだと1年間のうっぷんを書き散らかし、「あーやっぱダメだこれでは」と全削除したあとに、「そうだ!明るく楽しい2014年の抱負を!」と思い直した割に、こういう人にはなりたくないだの、こういう人は嫌いだの、特定のタイプを批判・攻撃するようなことしか書けなくて、、、一体何本の下書きを、さっくり削除したでしょうか(笑)

つまり、たぶんわたしは今、おたく人生の岐路に立たされてるわけなんですよ。
40過ぎて、イケメン俳優に「キャー♡」みたいのは、そもそも自分のやり方ではないんですよね…何を今さら!!!!って感じですけどw

もうずっと前から「キャー♡」はアイドルに対してさえも言わずに来てて*2これから先は、いかに控えめに、いかに知的に、いかにほどほどにファン活動を楽しめるかってことが、自分にとって大事なのではないか、と思っているのです。

なんでだか、人は長年「ファン」を続けていると、応援対象と同化、までは行かなくても、まるで身内の一員になったような奢りが出始めて、(てめえじゃなくて)応援してる子がもらった賞なのに「賞をいただきました。ありがとうございます」(てめえじゃなくて)応援してる子が褒められたのに「お褒めいただきありがとうございます」と、まるでステージママか長年育て上げたマネージャーかい!!!という格好になってくるパターンがとても多いように思うんですね。

最強なタイプになると、ママ目線、マネージャー目線のミックス技に、さらに「女目線」のスペシャルふりかけがかけられて、「○○くんのことは一番わたしがよく分かってる」となり、恐らく一度も人と人として言葉を交わしたこともない相手のことを「○○くんはこういう性格だから〜」などと統括しだし、熱愛報道など出ようものなら全力で否定にかかり、Twitterのお気に入り欄は○○くんの目撃情報だらけ〜、というツワモノもいたりしますね。うん。

もちろん、これには自分自身を振り返っての反省も多々含まれていますので、自分はそういう人とは違う!などと言うつもりは毛頭なく、逆に、そうなりかけた自分に嫌気がさしてファンブログなるものを辞めた、とも言えるわけなんですよー。そうなんですよー。

わたしはねー、俳優さんやアイドルは、ある意味「架空の存在」*3だと思っているので、どんなに応援活動を突き詰めて行っても、その「架空の存在」に対して、そこまでどっぷり、自信たっぷりに何かを語ったり統括したり、同化するってことが、結局は出来ないんですよね…それがわたしのファン活動に対しての限界です。

軽く「わー!かっこいいー」ってやってられるうちはよかったんですけど、結局はどこかで「長年応援してるわたしが一番○○くんのことを分かってる」とか「ほぼ全現場に行ってレポする自分はすごいんだ」とか、シンプルに「好きだ」「応援したい」という気持ちから離れたところで、自分の○○くんに対するおたく度自慢、みたいなことをしたかったのかもしれない。

どんなおたく活動も、ある部分は「自分がどれだけ好きなことにハマっているかを自慢したい」気持ちで構成されてるものだと思うんですけどね。
○○くんが本当に好きで応援したい気持ちと、○○くんを通じて自分が情報発信(おたく度自慢)をすることによって他者から賞賛されたい、という気持ちの区別が、非常に曖昧になっちゃってたんですよね…わたしの場合。

正確には、後者がやや勝ってしまった状態がここ何年か続いていたんだろうな、と思うんです。
何か情報やレポをアップして「ありがとうございます!」「情報早いですね!さすがです!」って言われることに酔っていた、というか。

でも。
それってね、虚しかった(笑)。
結局は情報源として利用されただけだった、という場面も何度もありましたしね。
よーするに、どんなにファン仲間に持ち上げられようが、一番輝いてるのは○○くん本人なわけで、ただのファンである自分は「虎の威を借って」いるだけの、ただのチンケなおばさんなんだもーん。

そのことに気付けただけで、2013年はよかったのかなって気もしてます。心から。

だから、「ファンのお仲間会」みたいなものには、もしかしたらもう参加はできないような気がするんです、正直。
みんなが見ている○○くんは、もう自分の目には映ってこないなー、と感じることも多くなり。

わたしにとっては(何度も何度も書いてきていますが)、やっぱり一番好きなのは「芝居」だったり「映画」だったり「ドラマ」だったりするわけで、個人に執着するのではなくて、好きなものをまるっと全体で、素直にシンプルに楽しめる人になりたいな、と改めて思うんです。

そんなわけで、長々と書きましたが、よーするに、

今年は「ゆるオタ宣言」をいたします。

  • ムリしない
  • 自慢しない
  • 等身大で

この3つを念頭に置いて、ゆるゆると、楽しくファン活動を続けていけたらな、と思っております。

ファン活動以外では、Twitterでつぶやき済みの抱負というか指針というかを引用しておきます。

今年の仕事での目標は「字をキレイに書く」。そんなとこから始めてみたいと思います

ヨメ業務もなるべく簡単に済ませられるように、ドライなヨメを目指したいです。

2014年の一番の目標は「時間と空間の管理」ですかね。いつも「時間がない〜」「金がない〜」と言ってる生活を、今年は少し落ち着いて整理して行きたいと思ってます。

たかだかちょっと誰かのファンやってるってだけで、何をそんなに大それたおたくキングのように悩んでるんだYO!と思わなくもないですが(-∀-`; )、これはね、40過ぎて気付いたんですけど、

わたし、根はものすごく真面目な性格なんですよ・・・・・・・・w
だから、いちいち自分のおたくとしてのあり方みたいなものに悩んでしまうんです。*4

…とまあ、こんな新年のご挨拶で果たしていいのか、とも思いますが、ムリしない、自慢しない、等身大の自分で、を肝に銘じて、こんな雑文でも面白がって読んでくださる方がいる限り、細々と書き散らかしていきます。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

*1:大晦日に何か書こうと思っていたのに、結局書けなかったのは時間の問題だけではありません。

*2:どっちかっていうと「ギャー!」の方。

*3:実体はなくて、ウン十万人のファンが自分の見たいものを投影させているだけのホログラムのようなもの

*4:自意識過剰とも言います。