2013年観劇記録
2013年の観劇の振り返りです。
今年も本当によい舞台をたくさん観ました。
ようやく「観劇が趣味」と言えるくらいには観たかな。
自分がつくづく、板の上にいる役者さんを見るのが好きなんだなーと再認識した1年でもありました。
その場その時でしか感じられない空気とか、熱量とか、そういうものに継続的に触れることで、その後の数日間、熱に浮かされたようになったり、心に留まった言葉をいつまでも脳内で反芻したり、「あの動きからのここ!」「あの表情からのこのセリフ!」みたいな細かいところまで、ゆっくり何度も味わって、365日分の感動に引き延ばして、この一年無事に生き延びてきたような気がする…大げさだけど。
どんな舞台でも、カーテンコールの時に、心の中にどーしよーもなく沸き上がる「ものを作り出す人たちへの敬愛」と「表現の才能がある人たちへの賞賛」を、自分の生きる現実の道にも上手に転換して、(自分にとって)よりよい人生のためのとっかかりに出来たらいいな、と考えています。
2014年もがんばって果たすべき責任を果たして働いて、劇場の椅子に座る時は、とにかく真正面から観劇を楽しんで、充実した観劇イヤーにしたいな、と思います。
常に忘れたくないのは、極寒の海にチケットを拾いに飛び込んだ北島マヤの精神です!押忍!!w
そんなわけで、2013年観たものを。
- 1月
「100万回生きたねこ」森山未來 @東京芸術劇場プレイハウス
「ZIPANG PUNK 五右衛門ロックIII」古田新太 @東急シアターオーブ
「祈りと怪物〜ウィルヴィルの三姉妹<蜷川バージョン>」森田剛 @シアターコクーン
- 4月
「木の上の軍隊」藤原竜也 @シアターコクーン
- 5月
「あかいくらやみ」小栗旬 @シアターコクーン
「ストレンジ・フルーツ」増田貴久 @東京グローブ座
- 7月
「ドレッサー」大泉洋 @世田谷パブリックシアター
「盲導犬」 古田新太 @シアターコクーン
- 9月
「かもめ」 生田斗真 @シアターコクーン
- 10月
「ムサシ ロンドン・NYバージョン」藤原竜也 @彩の国さいたま芸術劇場
「唐版 滝の白糸」大空祐飛 @シアターコクーン
- 11月
「鉈切り丸」森田剛 @東急シアターオーブ
- 12月
「高校中パニック!小激突!!」佐藤隆太 @パルコ劇場
平均して1ヶ月に1演目が目標なので、今年は達成。
複数回観ているものもあるので、劇場に行ってる回数は、1ヶ月2回くらいかな。
そして異常に高いシアターコクーン比率w
来年は、今のところ「高校中パニック!小激突!!」の大阪公演と、「フル・モンティ」のチケットが手元にあるだけ。*1
来年の今ごろ、何枚の半券が手元にあるか、楽しみです。
ランキングをつけるのは苦手なんですけど、あえて、心に残った作品、人をそれぞれ挙げていきますと、
作品:「盲導犬」
男優 :古田新太、窪田正孝
女優 :宮沢りえ、蒼井優、坂井真紀
演出 :蜷川幸雄(やっぱり文句なしで一番好きだ)
てな感じです。
涼くんに関しては、あまりにも贔屓目入りすぎて、ぶっちぎりのトップになってしまうので、ここは『殿堂入り』とさせていただきましたw
今年は、別々の演目ではありますが、客席と舞台上の両方で、今一番好きな二人の27才(涼くんとますだくん)に遭遇できた、という近年稀にみる奇跡の年でもありました。
いつか二人が、なんらかの形で共演してくれたら、それが一番の奇跡なんですけどね。
今年もお芝居の神様に心から感謝して、12月15日、渋谷の地で、厳かに1年間の観劇を〆てまいりました。パルコさん、ありがとう。
今年も1年間お疲れさまでございました。
来年の観劇始めは大阪からです。
※関係各位:例のプロジェクト、そろそろ発動できます。お待たせしてすみません。
*1:「蒼の乱」はまだ取ってません